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これはこうでなければならない。
私は、僕は、これでなくちゃだめなんだ。
そんな風にこだわりが強すぎる場合
恋愛にも影を落とすことがあります。

たとえば、彼女と待ち合わせをしたS君。
現れた彼女が身に付けていたのは
かなり斬新な柄の洋服でした。
コンサバ好きな彼の好みとはかけ離れた服。
自分のセンスに自信があるS君は
ちょっと考えてから口を開きました。

「うーん、それどこで買ったの?
 君は、小柄だしそういう服は難しいと
 思うんだよね。」
「............」
「そうだ、今日これから洋服見にいかない?
 僕が君に似合う服を選んであげるよ。」 

いつもとはちょっと違う傾向の服なら
彼女もそれなりの考えがあってのことでしょう。
ちょっと冒険してみたかったのかも知れませんし
いつもとは違う自分をアピールしたかったのかも。

それを頭から否定したら、彼女はどんな気持ちに
なるでしょう?

彼女の気持ちはよそに、自分の選ぶ服はきっと
彼女に似合うし、彼女も気に入るに違いないと
信じて疑わないS君。

こだわりが強すぎると、人の思惑を度外視して
しまう傾向に陥ります。
それは、相手を尊重しなければ成り立たない恋愛を
育てにくい気質の人と言えるでしょう。

S君の彼女は、程なく彼の元から去りました。
自分が自分らしくいられなくなりそうな気がした
からだそうです。


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