ハロウィンが近いからではないけれど
黒猫のことが気になっている
秘かに、“ ミャーコ ” と名付けた近所のネコ君
数年前にその存在に気付いた時は
彼は随分と睨みをきかせていて
ちょっとやさぐれた感じだった
声をかけても片耳だけピクッとさせるだけで
背をむけたまま
それがここ最近、私が通りかかる時には
必ず近寄ってくるようになった
この間は道の真ん中に 陣取っていて
なんだか気付いてもらいたくてそこにいたみたいで
ちょっと前より痩せた様子だったので
明日は何か持ってきてあげようと思ってから
ミャーコを見かなくなってしまった
どこに行っちゃったんだろう
元気にしてるだろうか
ミャーコはなかなかの人気者だったから
心配した誰かが面倒みてるのかもしれない
わたしは勝手に同志だと思っていたから
ミャーコが居なくなって、ちょっと寂しくなった